本八幡14周年イベントファイト②
こんばんは。コモです。
本八幡の周年イベントにお邪魔してきた話その2です。
2019年7月4日(木)
Group Fight60
八尾 直樹コーチ(本社)
山本 直輝コーチ
「ナオキと！」
「ナオキの！」
「グループファイトー！」
から始まったこのファイトイベント。
本社の八尾さんがゲストとして参戦、迎えるは本八幡店のベテラン・山本さんです。
本八幡の山本さんはアツいキューイングがとても素敵な方です。本八幡に遊びに来た際、スタジオの外を通りかかった時に凄まじいキューイングが聞こえてきた時は大体山本さん…というほどです。スタジオ外から聞いても凄いのだから、直接聞くと本当に圧倒されます。血液沸騰寸前のアツさです。
レッスンの雰囲気はちょっとスパルタ系…と思わせて、結構コミカルな部分があるので楽しいです。
今日は八尾さんとのイベントということで、いつも以上にニコニコと楽しそうです。見ている側も楽しくなってきます。
そして今回のゲストは本社のスーパースター・八尾さんです。
八尾さんはとにかく面白くて楽しい方です。ちょっと怖そうな印象とは裏腹に、キュートでチャーミングでコミカルな立ち振る舞いが素敵すぎます。フォームの美しさもさることながら、合間合間に挟まれるダンスや顔芸が面白くて目が離せません。
八尾さんは普段レッスンをお持ちではなく、今回のようにイベントに参戦されている形です。なので八尾さんの出るファイトイベントは貴重…というのもあるのですが、いかんせん普段レッスンをされているわけではないということで、いわゆる「疲れたネタ」をふんだんに入れてきます。2曲目の段階で激しく息切れするとか、すぐクールダウンにしたがるとかいうアレです。
私は八尾さんの「疲れたネタ」が大好きなので、今回も始まる前の記念撮影で「意識がある内に写真撮りましょう」と言い出した段階でワクワクです。
が、いざ始まってみると全く疲労の色を見せず、キレッキレの絶好調ぶりを見せつける八尾さん。これはこれで格好良い～！と惚れ惚れだったのですが、このキレ具合には山本さんもだいぶ驚いていて、「今日ヤバい…！」「ヤバい…！めっちゃ動く…！」と事あるごとに繰り返してました。
余談ですが、1曲目に入る前の、まだ八尾さんの絶好調ぶりを目の当たりにしてない山本さん。ハイテンションでデッキへ向かう八尾さんに「このテンションがどこまで続くのか…」といじっていたら、マイクのボリュームを絞られてゼロにされます。
さすが八尾さん、口封じもテクニカルだなと感嘆していたら 、デッキの操作が分からず適当にいじっただけというオチでした。なんてミラクルな。
結局自分で操作する山本さんの姿がまた笑いを誘います。
【使用シーズン】
01.[WARM-UP]Warrior / Ke$ha(OCT13)(山本C)
02.[BOX]Hello / Martin Solveig fest.Dragonette(OCT12)(八尾C)
03.[MUAY THAI]One(Always Hardcore)/ Scooter(OCT10)(山本C)
04.[KICKS]Hello / Karmin(OCT13)(八尾C)
05.[FIGHT]Born To Be Wild / Steppenwolf(APR10)(山本C)
06.[SUPER BOX]Lovin’Every Minute Of It / Loverboy(JUL10)(八尾C)
07.[FIGHT]Funk It Up / T.O.F.(OCT13)(八尾C)
08.[MUAY THAI]Techno Rocker / Warp Brothers(OCT10)(山本C)
09.[CONDITIONING]Super Bass / Nicki Minaj(APR12)(山本C)
10.[COOL DOWN]Secrets / OneRepublic(OCT10)(八尾C)
01.[WARM-UP]Warrior / Ke$ha(OCT13)
担当:山本コーチ
ウォーミングアップはOCT13シリーズから。このシリーズはスリップという動きが頻出して、大きな特徴となっています。
斜め前に踏み出しながら、相手の攻撃をかわすように上体を捻る動作です。
そのスリップもお2人がやると格好良いことこの上ありません。八尾さんは重心を低める方に重点を置いていて、山本さんは避ける動作に重点を置いている、この絶妙な違いが見ていてワクワクでした。
02.[BOX]Hello / Martin Solveig fest.Dragonette(OCT12)
担当:八尾コーチ
可愛い曲でのボックストラック。
曲の「ハロー」に合わせて手を振る八尾さんがとても可愛かったです。本社のスーパースターというかスーパーアイドルですね。
03.[MUAY THAI]One(Always Hardcore)/ Scooter(OCT10)
担当:山本コーチ
山本さんのアツいリードがたまらなかった3曲目。山本さんが叫ぶ度に血管が直接炙られたように血がたぎります。さすがですね。
でもその隣の八尾さんはやっぱりコミカルです。最後のパートはジャックが入るのですが、そこで膝をパカパカと開閉するファンキーニーを始める八尾さん。「それ面白い！」と山本さんも真似しだして束の間のグルーヴイベントと化します。最高ですね。
八尾さんはすぐに踊り出すので見ていて楽しいです。八尾さんのダンスを見に来たと言っても過言ではないくらいです。
04.[KICKS]Hello / Karmin(OCT13)
担当:八尾コーチ
曲が格好良いキックストラックです。
「2曲目覚えてます？そう、ハロー！今回もハロー！」とニヤッとする八尾さん。粋ですね。
1曲目と同じOCT13ということでスリップが登場。スリップからのフロントキックという、初見または久々だと戸惑うこと間違いなしなコンボが出てきます。
私は八尾さんの不敵というか俺至上主義みたいな言い回しが大好きなので、正解率の低いスタジオを見た八尾さんが、
「私の説明が下手！？違う！皆さんの理解力が足りない！」
と言い切る姿にものすごくテンション上がりました。これが聞きたくて来たと言っても過言ではありません。
2周目に入っても、
「正解率70%！学習して下さい！」
と厳しい八尾さん。そのまま山本さんの方を向いて「ちゃんとやってる！？」と流れ弾が飛んでいったのも笑いました。
字面こそ厳ついですが、実際はコミカル極まってます。山本さんも大ウケです。
05.[FIGHT]Born To Be Wild / Steppenwolf(APR10)
担当:山本コーチ
この曲はイベント鉄板ですね。
出だしのコンビネーションで「正解率80%！ちょっと上がった！」とカブせる山本さんが粋でした。
後半は熱唱タイム。山本さんと八尾さんが交互に「ボ〜ントゥビ〜ワ〜ァ〜♪」とノリノリで歌ってくれます。歌詞のない部分でも御構い無しに歌ってます。楽しそう。
06.[SUPER BOX]Lovin’Every Minute Of It / Loverboy(JUL10)
担当:八尾コーチ
目まぐるしいパンチと移動がまさにスーパーなスーパーボックス。
前に後ろに左に右にと、目の回るような移動が楽しいです。八尾さんの進行方向を指すジェスチャーがふざけていてますます楽しいです。
小休止もランです。横を向いてその場でラン、後ろにラン、前にラン、とやっぱり目まぐるしいです。そしてランしながらの八尾さんの「足上がってますか！？俺は息が上がってます」には吹き出さざるを得ませんでした。絶好調ですね。
07.[FIGHT]Funk It Up / T.O.F.(OCT13)
担当:八尾コーチ
スーパーマンパンチとかスリップからのパワークロスとか、楽しい部分の多い曲です。
が、八尾さんが踊りまくっていてそこにしか目が行きませんでした。嬉しい限りです。
最後のパートはバランストレーニング。うっかりバランスを崩す八尾さんですが、自分のことは棚に上げて「グラグラしない！！」とスタジオを叱責し始めて笑いました。
しまいには「私はグラグラしたことがないんですよ！」と無かったことにしてます。最高ですね。
08.[MUAY THAI]Techno Rocker / Warp Brothers(OCT10)
担当:山本コーチ
血湧き肉躍る山本さんのムエタイトラックです。心臓に火がつくような圧巻のキューイングでした。さすがですね。
そしてニー中にラインダンスを始める八尾さんとそれに乗っかる山本さんが楽しそうで最高でした。ラインダンスは誰がやっても可愛いですね。
フィニッシュはジャンプニー。
山本さんは最後まで凄くて、「ジャンプニー！！」と声高く絶叫してからの「グッジョブ！！」とシャウトして締める姿は鬼気迫るものがありました。格好良すぎます。
09.[CONDITIONING]Super Bass / Nicki Minaj(APR12)
担当:山本コーチ
地味に辛い9曲目。
じわじわ辛いコンディショニングですが、八尾さんの苦しむ声がまたじわじわきます。「辛いよぉ」と率直すぎる感想が腹筋に刺さります。
終盤は悪ノリして、苦悶の声がだんだん悩ましげになっていく八尾さん。八尾さんも八尾さんですが、「それは違う声」と突っ込む山本さんもだいぶスレスレです。
10.[COOL DOWN]Secrets / OneRepublic(OCT10)
担当:八尾コーチ
最後は静かにストレッチ…かと思いきや、バランスポーズでグラついた八尾さんが「私はグラグラしたことがない」と言い張っていて最後まで面白かったです。
八尾さんと山本さんの組み合わせは最強ですね。山本さんにつられてつい真面目に頑張ったり、かと思えば八尾さんに笑わされたりと、めちゃくちゃ楽しかったです。
本八幡14周年イベントファイト①
こんばんは。コモです。
本八幡のイベントにお邪魔してきました。
2019年7月3日(水)
Group Fight60
沖津 翔太コーチ(浜松市野)
後藤 浩友樹コーチ
向井 康志コーチ
本八幡店14周年イベント！おめでとうございます！
今回の担当は本八幡店の後藤さんと向井さん、そして元本八幡キャストで今は浜松市野店所属の沖津さんが遥々参戦です。
浜松の沖津さんはとにかく熱い！熱血系な方です。
でもスパルタ系ではなくやっていて楽しいファイトをされます。時折垣間見える優しさも素敵です。正統派でありつつ、たまに見せるコミカルな一面が魅力的でした。
後藤さんは冷静…というかローテンションなキャラクターが魅力的な方です。冷めたテンションで繰り出されるスカし芸は逸品です。
そんなクールな後藤さん。イベント中ふと後藤さんを見たら動きを止めてサボ…もといスタジオの様子をチェックしていることがしばしば。
それでいて動く時は切れ味鋭く美しく、そんな二面性が素敵でした。
向井さんは独自の世界観とテンションの高さが魅力的な方です。
自分の担当曲でもハイテンション、そうじゃない時でもハイテンションです。むしろキューイングに気を取られない分、自分の番じゃない時の方がテンション高そうです。
お笑いキャラの向井さんですが、その活躍は目覚ましく、去年の全店イベントにも参加、30周年記念の全店イベントにも抜擢、しかもスポーツ業界最大の展示会・SPORTECにもプレゼンターとして参加されたとか。すごいですね。
シーズンリスト
01.［WARM-UP］Roses vs. One Dance / The Chainsmokers feat. Rozes & Drake(JUL17)
02.［BOX］Born To Be Wild / Steppenwolf (JUL17)
03.［MUAY THAI 1］Rise / Sixx:A.M. (JUL17)
04.［KICKS］Bailar / Deorro feat. Elvis Crespo (JUL17)
05.［MIXED MARTIAL ARTS 1］Party Train / Redfoo (JUL17)
06.［BONUS: SUPER BOX(6)］Livin’La Vida Loca / Ricky Martin (APR17)
07.［MIXED MARTIAL ARTS 2］Let’s Get Ridiculous / Redfoo(JAN18)
08.［MUAY THAI 2］Feel Invincible / Skillet(JUL18)
09.［CONDITIONING］Lick / Cardi B feat. Offset(JUL18)
10.［COOL DOWN］Smells Like Teen Spirit / Sofia Karlberg(JUL18)
前回のイベントに出た時、絡みまくる向井さんとそれを邪険にする後藤さんという攻防がかなり面白かったのですが、今回もレッスンが始まる前から後藤さんが刺々しくてワクワクです。
「本八幡ギスギスしてますねぇ！」と沖津さんが笑いながらコメントするぐらい向井さんに当たりの強い後藤さんですが、ちゃんとプロレスというかコントというか…そんな絶妙な塩梅なので見ていて面白いです。本当は仲が良いと言われても普通に納得するぐらいの様相です。
01.［WARM-UP］Roses vs. One Dance / The Chainsmokers feat. Rozes & Drake(JUL17)
1曲目は沖津さん担当。1曲目から熱血な雰囲気が楽しいです。キューイングも分かりやすくて素敵です。
それでいて、シャッフルバックからの前進するコリオでは開放感あふれる曲調に合わせてニコニコと手を振ってみせる沖津さん。お茶目で可愛いです。
ふと隣の向井さんを見て「そわそわしてるけど大丈夫？」と尋ねる沖津さん。今回のイベントが初絡みだったみたいです。落ち着く気配のない向井さんを見て「…もう触れないでいきます」と苦笑いする様子はこれからの波乱を予感させますね。
02.［BOX］Born To Be Wild / Steppenwolf (JUL17)
続けて沖津さん担当。テンションの上がるこの曲はイベントにピッタリですね。
1曲目に続きやっぱり熱い沖津さん。タイヤジャンプもキレッキレです。
その両隣で、タイヤジャンプのイージーオプションであるランジを同時にやってしまい、思わず顔を見合わせてしまう後藤さんと向井さんも良かったです。
2周目のタイヤジャンプでは、沖津さんが向井さんの方を向いたばかりに、向井さんが張り切ってタイヤジャンプを披露し始めます。
その張り切り具合はもはやタイヤジャンプの域を超えている勢いです。しかも正面じゃなくて沖津さんめがけて披露するものだから、思わず笑ってしまう沖津さん。見事に次のキューイングを言い損ねます。
通常なら間違えた沖津さんが反省プッシュアップするところですが「間違ったでしょうが〜！ほら、プッシュアップ！」と言って元凶の向井さんに反省プッシュアップさせる沖津さんに笑いました。そりゃそうですね。
03.［MUAY THAI 1］Rise / Sixx:A.M. (JUL17)
まだまだ沖津さんのターンです。熱い曲、熱いコリオに熱い沖津さんと来たらもう最強です。ボルテージ上がりまくりです。
この曲はダウンパンチがたくさん出てきます。エイトダウンパンチがコンボの肝と言っても過言ではありません。
そしてダウンパンチ中、沖津さんが向井さんの方を向きます。すると待ってましたと言わんばかりに素早く横になって、ダウンパンチ寸劇をスタンバイする向井さん…を放置して前に向き直る沖津さん。まさかのスカし芸です。
セットの始まりは4ニーからのプロポーションニーなのですが、スタンスチェンジ中に再び向井さんの方を見る沖津さん。
するとやっぱり張り切って4ニーからの渾身のプロポーションニーを披露する向井さん…ですが、4ニーの段階で見るのを止めて前を向いてしまった沖津さんに、たまらず着地と同時にズッコケます。さすが沖津さん、スカし芸も完璧です。
『そんな…沖津さん！』と言わんばかりのオーバーリアクションを向けるもやっぱり振り向いてもらえない向井さんがまた笑いを誘います。そして一連のくだりに大ウケしている後藤さんもまた笑いを誘います。最高ですね。
04.［KICKS］Bailar / Deorro feat. Elvis Crespo (JUL17)
ここでリードは後藤さんに交代。
さっきまでの沖津さんが上げに上げたボルテージを払拭するように「一旦落ち着きましょう」と冷静に登場です。
デッキにいる向井さんを「まだ？」と苛々と急かしたり「…どうも合わないんだよなぁ」とボヤいたりする後藤さん。漫画やドラマだとこういう正反対のコンビが人気高かったりします。私も好きです。
沖津さんに前もって「僕は絡みにいきませんからね」と言い切るクールな後藤さんですが、いざレッスンに入るとアドバイスが細かくてとても親切です。キックの角度から「キックは戻すところまでが大事」といった具合に基本的なポイントを色々教えてくれます。
そしてその隣で、ノリの良いラテンの曲に合わせて全力でシミーする向井さん。後藤さんは一瞥するもノーリアクションです。すると後藤さんを笑わせてやろうとばかりにますます激しく後藤さんめがけて猛シミーする向井さん。後藤さんも大変ですね。
そんな後藤さんですが、スタンスチェンジと同時に「やれやれ」といった表情で中央を去ってしまいます。すると入れ替わるようにして向井さんが中央へ。そしてそのままリードバトンタッチ！
後藤さんと向井さんがリードバトンタッチとか超燃える展開！相反する2人の共闘は盛り上がるものと相場は決まってるのです。
お2人のリードバトンタッチは前も見てますが何回見ても熱いですね。しかも前回は向井さんから後藤さんにバトンタッチしてましたが、今回はその逆という差分がまた燃えます。
さて、打って変わってテンション高い向井さんのキューイングでの2周目。ふざけてばかりの向井さんですがフォームはとてもキレイです。フロントキックでの膝から下の足さばきなんて最高です。それにコリオも超正確です。さすがですね。
それでも猛烈にシミーを踊ることは忘れません。グルーヴも持ってるだけあってキレキレです。そんな向井さんに対し、沖津さんも後藤さんもノーリアクションを決め込みます。
両脇があまりに無反応なのが寂しいのか、サイドキックの構えパートでは、コリオを放棄して絡みに行く向井さん。
後藤さんに近付いてシカトされ、反対側の沖津さんに寄っていってスルーされ、また後藤さんに近付いて無視され…と、スタジオの端から端を『どうして俺の姿が見えないんだ！』と言わんばかりのオーバーリアクションで行ったり来たりする向井さんの姿はもはや演劇の世界でした。曲調も何だかそれっぽいです。面白すぎます。
それにしても向井さんのリアクション芸はアテレコしたくなる面白さがあって最高ですね。
05.［MIXED MARTIAL ARTS 1］Party Train / Redfoo (JUL17)
リードはそのまま向井さん。曲はイベントにうってつけのParty Trainです。
ただでさえ好きなParty Trainですが、向井さんのそれは秀逸中の秀逸。出てくる度に毎回ガッツポーズです。
元々向井さんの節をつけるようなキューイングが好きなのですが、この曲は特にそれが楽しめます。最初のフックパートでの「ハイフック！ローフック！」とか「1回からの2回ずつ！」とかとても好きなのですが、文字じゃ絶対伝わらないのが悩ましいところです。
歌詞をそのまま台詞のように言ったり叫んだりするところも好きです。シャッフルとキックのコンビネーションでは「エクスキューズミー！」と言ってくれます。
メインのコンボに入る直前に「パーティートレイン！」と叫ぶところなんて最高に最高です。
この曲の要である、メインのコンビネーションに挟まれる「フゥフゥ！」。向井さんのは「フゥ↑フゥ↑」ではなく「フゥ↓フゥ↓」と下り調子で言ってくれます。そこがイチオシなので機会があれば聞いてみて下さい。
最後のランジパートでも、スピードアップする際は「パーティートレイン！」と叫んで、もちろん「フゥフゥ！」のタイミングも完璧な向井さん。
最後は汽笛に合わせて、両手を回して汽車ぽっぽでフィニッシュです。そして曲が終わってなお汽車ぽっぽを続けようとする向井さんを、後藤さんが速やかにデッキまで誘導してました。お疲れ様です。
06.［BONUS: SUPER BOX(6)］Livin’La Vida Loca / Ricky Martin (APR17)
今回のイベントのハイライトの一つ、APR17のボーナス・スーパーボックスです。日本人ならこの曲でテンション上がらない訳がありませんね。
原曲はこちらですが、郷ひろみがチラついてなりません。
担当は沖津さん。参加された方の中には「このために来たんですよね？」という後藤さんの台詞で何の曲が来るか察した方もいるかと思います。
沖津さんは以前のイベントでもこの曲で盛り上げまくった過去があるのです。以降私の中では沖津さんとこの曲はイコールで繋がってるぐらいです。
「そう！このために浜松から来ました！」と応える沖津さん。「ジャパーン！！」と熱く叫んでスタートです。
フックとローテーションの組み合わせから始めるこのトラック。
総じてテンポが速いのですが、完璧にキューイングする沖津さん。それと並行してサビでは「アーチチー！アーチー！♪」としっかり日本語バージョンで歌い、郷ひろみダンスまで披露するのだから凄いです。最高ですね。
まさにアチチな圧巻の沖津オンステージ。終わった後には拍手が起こるほどです。さすがですね。
そんな沖津さんに対する後藤さんの賛辞が「もう帰っていいんじゃないですか？今なら終電間に合いますよ」とツンデレの鑑みたいな台詞だったのも重要ですね。
07.［MIXED MARTIAL ARTS 2］Let’s Get Ridiculous / Redfoo(JAN18)
後藤さん担当の7曲目。先ほどまでの沖津さんのアチチぶりとは打って変わって「オフの時間」と言いながらの登場です。
が、蓋を開けてみれば全然オフじゃありませんでした。キレキレです。
まず出だしのジャブとAフレームのコンボがとても格好良いです。ここのAフレームはフライングニーと同じぐらい重要ポイントだと思ってます。
続くプロポーションニーでも、「キツい人は跳ばなくてもOK」とイージーオプションを見せた後、「出来る方は跳んで下さい」と高々と跳んでみせる後藤さん。
メインのフライングニーは言わずもがな躍動感に溢れています。しかも「フゥフゥ！」の掛け声もノリノリです。最高ですね。
それでいてスカし芸は忘れない後藤さん。
途中からアツい声出しを入れてくる沖津さんに「急に声出されるとビックリするんで…」と距離を置いたり。
連続プロポーションニー中、目配せして向井さんをそばに呼んでおいて頑なにスルーを決め込んだり。
呼んでおきながらまさかの放置プレイに『顎打って下さい！』と言わんばかりに顎を差し出して寸劇アピールする向井さんも面白すぎました。
極め付けはセット最後のコリオである横移動からのフロントキック。後藤さんのキックで吹っ飛ぶべく待ち構えていた沖津さんに対して、ニーで寸止めしてスカすという高度な技を見せてくれました。最高ですね。
08.［MUAY THAI 2］Feel Invincible / Skillet(JUL18)
沖津さんリードです。これまた燃える曲をもってきてくれました。
「今までやってきたグループファイトの中で一番跳んで下さい！」というアツく煽る沖津さん。
100発超えのニーというホットな曲にスタジオも盛り上がります。
そして一番の盛り上がり所は、やはりサビのツージャンプニーとバックニーのコンボですね。
リカバリーパートのラン中に、後藤さんと向井さんを呼んで3人揃って跳ぼうと提案する沖津さん。
ちょっと嫌そうな顔を見せる後藤さんに沖津さんが突っ込みつつ、サビに突入です。
3人揃ってのジャンプニーはまさに圧巻！コーチによる高々とした美しいジャンプは見ていて気持ちが良いですね。
っていうか後藤さん渋ってた割に一番跳んでません？
もちろんその後の連続バックニーも、最後のジャブとエルボーのラッシュも、完全燃焼で突き抜ける沖津さん。格好良すぎますね。
09.［CONDITIONING］Lick / Cardi B feat. Offset(JUL18)
こちらは向井さん担当。イベントで向井さんが9曲目担当する時はほぼこの曲なイメージがあります。そしてずっと喋ってるイメージがあります。
コンディショニングということで最初はストレッチから。歌詞のないパートですが、向井さんはお構い無しに歌います。
そして片足立ちで前腿のストレッチをしながら歌う向井さんを、デッキから戻ってきた後藤さんがすれちがい様にしれっと押してよろめかせます。一分の隙もありませんね。
ストレッチ後は横になって腹筋。向井さんの節をつけるようなキューイングがとても聴き心地良くて、いつまででもやってられそうです。
腹筋パートが終わると今度は立ち上がってトランスバーススクワット。素早く立ち上がって「ハリーアップ！ハリーアップ！」と周囲をせかせか促す向井さんが可愛かったです。
さて、斜めを向いて行うトランスバーススクワット。途中からはクリンチっぽく手を組み合わせて3回ずつやります。
そんなトリプルトランスバーススクワットに合わせて、「僕の名前は！」と切り出す向井さん。リズムに合わせて「む！か！い！」とまさかのセルフコールです。
スタンスチェンジ中、「沖津さん下の名前はたしか…」と尋ねる向井さんに「嫌な予感しかしない！」と沖津さんが突っ込みつつ2周目突入です。
そして当然のように沖津さんの嫌な予感は的中。トリプルトランスバースしながら、
「まずは練習！」
「む！か！い！」「や！す！し！」
と盛り上げる向井さんにスタジオもノり始めます。
「お！き！つ！」「しょ！う！た！」
と沖津コールが沸く中でフィニッシュです。最高ですね。
「昨日から考えてた」と満足げな向井さんに、沖津さんが「1日考えてこのクオリティ…？」と眉をひそめつつ「頑張り屋さんなんだね」と優しく労っていたのも最高でした。
10.［COOL DOWN］Smells Like Teen Spirit / Sofia Karlberg(JUL18)
クールダウンは沖津さん担当。型に入る時の「型シークエンス」という言い方が格好良いなと思いました。
色々飛び交うイベントでしたが、クールダウンはさすがに粛々としてました。曲もしっとりめですし。しかしJUL09のムエタイ2で使われてた曲のカバー版が9年越しにクールダウンで登場してくるなんて感慨深いですね。
こちらがJUL09の方。
というわけでイベントは終了。
向井さんと後藤さんは濃いですね。全部書き起こすと前編後編の二本立てになりそうな勢いだったのでさすがに端折ったほどです。
そして沖津さんがもうとにかく熱くて、やっていてめちゃくちゃ楽しかったです。沖津さんのLivin’La Vida Loca…いや、GOLDFINGER’99がやれただけでもイベント代払った価値があります。
浜松へ旅行に行く際は沖津さんのレッスンも行程に組み込まなきゃですよ。
立川でAPR19グルーヴ②
こんばんは。コモです。
前回の続きです。
2019年6月30日(日)
Group Groove60
メガロス立川(北口)
金子英史コーチ
立川の金子さん。ネタが多いレッスンで表情筋のリフトアップも期待できそうなグルーヴをされます。
お笑いグルーヴも強烈ですが、印象深いのは雰囲気を自由自在に変えてしまう表情の多さ。
「可愛く踊って！」と指示した途端にスタジオ一可愛く踊ってみせたり、「クールに決めて！」と言えばとびきり格好良くキメてみせ、「セクシーに！」と言えばクラクラするほど妖艶に踊ってみせます。その雰囲気の色の多さは見ていて楽しいです。
見て楽しい上に聞いて楽しいのが金子さんのレッスン。とても賑やかな方です。今回もレッスンが始まるや否や、時候の挨拶から新商品の告知、いまだAPR19を完璧に出来たことがないので今回こそ完璧にやりたい意気込み等、5分くらい喋ってそうな勢いで喋ってました。最高ですね。
APR19
01.［WARM-UP］No Excuses / Meghan Trainor
02.［FirstDANCE］La Habana / Pinto “Wahin”& DJ Ricky Luna feat. El Taiger
03.［PartyDANCE 1］C’mon N’Ride It (The Train)/ Quad City DJ’s
04.［LowDance 1］Rosa Parks / OutKast
05.［CardioDANCE 1］Shake That / Samantha Jade feat. Pitbull
06.［LowDance 2］Make It Rain / Travis Porter
07.［CardioDANCE 2］Loco / NERVO & Danny Avila feat Reverie
08.［BreakDANCE］Trophy / Charli XCX
09.［PartyDANCE 2］Shaki Riddim / Sir Lewis
10.［FINALE］I Like It / Cardi B,Bad Bunny & J Balvin
11.［COOL DOWN］Be Careful / Cardi B
01.［WARM-UP］No Excuses / Meghan Trainor
メーガン・トレイナーの可愛いウォーミングアップ。金子さんもメーガン・トレイナーになりきってキュートに踊ってみせます。可愛いですね。
出だしの腕を出して引く動きは「和室のドアを開けて！」とエア引き戸を開ける金子さん。その度に顔を出して「おいでやす♪」「おこしやす♪」と出迎えてくれます。
かと思えばダウンパンチがとても格好良くて惚れ惚れです。横移動する際はクイっと親指で進行方向を指差すのがまたクールですね。
真面目な時の金子さんの格好良さは天下一品。ネタで中和してくれないと身が持たないぐらいです。
02.［FirstDANCE］La Habana / Pinto “Wahin”& DJ Ricky Luna feat. El Taiger
バックマンボいっぱいの2曲目。
金子さんのバックマンボはその体格をフルに使った大振りな動きで格好良いです。
ノリノリで歌ったり、曲に合わせてエアピアノを弾いたりするところも重要です。楽しいですね。
03.［PartyDANCE 1］C’mon N’Ride It (The Train)/ Quad City DJ’s
動きに入る前、曲に入ってる汽笛や「フゥフゥ！」に合わせて顔芸10連発ぐらいしてそうな勢いで顔芸する金子さん。完璧な音ハメです。さすがですね。
どこの動きも楽しいですが、汽笛を鳴らすような動きで「フゥフゥ！」はやっぱりナンバーワン。金子さんも「フゥフゥ！」とか「アオ！アオ！」とか大騒ぎしてくれます。
横移動からの足を前にタップする動きでは「スター錦野！」とエアフリンジをたなびかせる金子さん。かと思えば「高校野球！」とセーフ！なジェスチャーをする球審ネタまで入れてきたりと止まりません。金子さんは自身の経験もあってか野球ネタ多いです。そしてその時が一番輝いて見えます。楽しそう。
04.［LowDance 1］Rosa Parks / OutKast
ハーモニカが印象的な4曲目。軽快にニーアップするところが特に好きです。
両腕を開いて下ろす動きが出てきます。JUL15のローダンス2(Black Widow)でも出てきた動きですね。金子さんはそこで「これっくらいの♪」「お弁当箱に♪」と歌い始めます。動きがデカいのでお弁当箱も大きいです。小型の冷蔵庫ぐらいはありそうです。
ちなみにノーミスクリアを目指してた金子さんですが、ラストセットでついにコリオミス。すると金子さんが「いや、ここから崩れることはない！」と投球フォームを披露しながら「まだランナー無し！」と野球ネタに昇華していて気持ち良かったです。さすがですね。
05.［CardioDANCE 1］Shake That / Samantha Jade feat. Pitbull
可愛い曲でカーディオダンスの時間です。
この曲のキメどころは間違いなくサビに入る前の指差しだと思います。そして金子さんの格好良さときたらもう目眩を覚えるほどでした。相手を見下ろすような見下すような感じの目がクールこの上ありません。
横移動からのお神輿みたいなコリオでは、「ここ、お休みだと思ってません？」と釘を刺してくる金子さん。その時の(演出としての)冷たい表情がとても好きです。イチオシです。
06.［LowDance 2］Make It Rain / Travis Porter
曲がとてもクールなローダンス2。
1曲目にも出てきた腕をバッと広げる動きが出てきます。
金子さんはそれを武藤ポーズに変換。しかもちゃんと膝のくだりもつけてくるハイクオリティぶりです。
そして笑いを取りつつアドバイスもちゃんとしているのが金子さん。ニーシーベルは軸足を意識するとイイらしいです。ためになります。
07.［CardioDANCE 2］Loco / NERVO & Danny Avila feat Reverie
APR19で一番好きなのはコレ！な一曲。曲がもう好きすぎます。
曲も格好良い上に金子さんも格好良いのでもう大変です。曲を流して早速ポーズをキメる金子さんのクールぶりたるや、思わず身震いするほどです。
…と思ってたら、ポーズに気を取られたのか曲に入り損ねた金子さん。結局やり直すというオチをつけてくれます。
「何カッコつけてんだって話ですね…」と自虐しながらのテイク2ですが、カッコつけてやり直すまでが予定調和というかコントに見えるのが金子さんの凄さです。
その後はもうノンストップで格好良かったです。ステップニーの激しさとか見惚れるばかりでした。
09.［PartyDANCE 2］Shaki Riddim / Sir Lewis
陽気な曲が金子さんにピッタリですね。
曲に合わせて「オ・ヨ・ヨ！」と歌いまくる金子さん。かと思えば「え、なめろう？」と不意打ちで空耳ネタを入れてくるので油断なりません。
フィナーレより動き激しいんじゃないかと思うぐらい賑やかなこの曲。金子さんの勢いも豪快です。横移動からの足踏みなんて、床割るんじゃないかってぐらいの勢いの良さです。格好良いですね。
とても楽しい60分でした。APR19とはしばらくお別れかと思うと寂しいですね。3曲目と7曲目はグルーヴ全体の中でもかなりのお気に入りになりました。
そうは言ってもミックス期間もJUL19も楽しみです！レッツムーヴ！
鷺沼でAPR19ファイト
こんばんは。コモです。
新曲最終日の話です。
2019年6月30日(日)
Group Fight60
メガロス鷺沼
酒井 祐介コーチ
鷺沼の酒井さん。渋くて格好良い方です。
それでいてレッスンはコミカルでチャーミングというギャップがたまりません。その仕草や表情はディズニーで働いてそうなファンシーささえ感じられます。
しかしそんな笑いとファンシーに内包されたレッスンはとても分かりやすいです。フォームもすごく綺麗で見惚れること請け合いです。
そんなコミカルだったりお手本だったりを行ったり来たりの酒井さん。「こうすればいいのか」と納得した次の瞬間に笑わされるなんてザラです。目まぐるしく変わる様相に目が忙しいです。
しかし目も忙しい上に、耳も忙しいのが酒井ファイト。酒井さんはびっくりするぐらい声が高くて可愛いんです。
普段話している時は普通ですが、マイクを入れた瞬間にファンシーボイス全開になります。芸人のもう中学生を思い出すのは私だけではないはずです。
そんな声でキュー出ししたり歌ったりだからたまりません。一瞬たりとも聞き逃したくないので聴覚フル稼働です。
ということで目も耳も忙しい酒井さんのファイト。レッスンが終わる頃には水と一緒にブドウ糖が欲しくなる…そんなファイトです。とても楽しいです。
APR19
01.［WARM-UP］Light It Up / Stan Walker feat. Static Revenger
02.［BOX］The Champion / Carrie Underwood feat. Ludacris
03.［MUAY THAI 1］Come Together / Gary Clark Jr. & Junkie XL
04.［KICKS］Sangria Wine / Pharrell Williams & Camila Cabello
05.［MIXED MARTIAL ARTS 1］Go Hard / Quintino
06.［SUPER BOX］99 Red Balloons / Goldfinger
07.［MIXED MARTIAL ARTS 2］Everybody Jump / KMC feat. Jamtech
08.［MUAY THAI 2］Scarborough Fair / Timmy Trumpet & TNT
09.［CONDITIONING］Summertime / DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince
10.［COOL DOWN］Never Tear Us Apart / Bishop Briggs
01.［WARM-UP］Light It Up / Stan Walker feat. Static Revenger
ウォーミングアップからエルボーたっぷりの一曲。アセンディング、サーキュラー、ディセンディングが登場です。
サーキュラーとディセンディングはこの後も出てきますが、アセンディングはここだけです。
そしてそのアセンディングについて酒井さんは「最初は脇の下を伸ばすようなイメージ、最終的に肘を真上まで挙げます」と分かりやすく説明してくれます。段階を踏ませる感じが気持ち良いです。
かと思えば「あ〜あ〜あ〜♪」と熱唱する酒井さん。甲高い声と曲が見事に合っています。
02.［BOX］The Champion / Carrie Underwood feat. Ludacris
ジャブジャブクロスとジャブ&ボディをひたすら打っていく曲です。
酒井さん曰くジャブ&ボディのポイントは「一回一回伸ばした手をグッと引くこと」だそう。引く方が肝らしいです。
そしてそう説明してからの実演がとても格好良い酒井さん。惚れ惚れします。
03.［MUAY THAI 1］Come Together / Gary Clark Jr. & Junkie XL
ニーにサンドバッグやエルボーが組み合わさるコンボが主軸の3曲目。
スタンスチェンジ中、酒井さんがエルボーとサンドバッグスラムの動きを取り入れた酒井ダンスを披露していたのがインパクト強すぎでした。歌って踊れる鷺沼のアイドルですね。
そんな酒井さんですが、縄跳びのリアリティが随一でした。回す縄跳びが見えてきそうです。
05.［MIXED MARTIAL ARTS 1］Go Hard / Quintino
曲がもう盛り上がれと言わんばかりの5曲目。
この曲に歌詞はありませんが、酒井さんはお構い無しで歌います。
ジャブジャブフックのコンボを打ちながら、「フッフッフフフフ♪フフフフーン♪」「パッパッパッパ♪」と歌ってます。最高ですね。動画だと0:20～1:00の部分ですね。
06.［SUPER BOX］99 Red Balloons / Goldfinger
楽しいスーパーボックスの時間です。
横移動からのフットワークでは、ノリノリでツイストを披露してくれる酒井さん。可愛いですね。
そんなチャーミングな面を見せつつ、アッパーに切り替わると途端に力強くて格好良いフォームを見せるのが酒井さんの魅力です。パワーアッパーも最高でしたよ。
07.［MIXED MARTIAL ARTS 2］Everybody Jump / KMC feat. Jamtech
曲がクールな7曲目。技も豊富です。
酒井さんはフックもアッパーもリズムパンチもすごく格好良かったです。そして困惑しがちのクロスステップ&クロスも、会員側の方向を向いて示してくれるので分かりやすいです。
かと思えば、クロスステップで「そろりそろり」をやってくれる酒井さん。
キュー出しも「そろり！クロス！」とカオスなことに。終いにはスタジオの端から端をそろりそろりで横断です。最高ですね。
08.［MUAY THAI 2］Scarborough Fair / Timmy Trumpet & TNT
これでしばらくお預けかと思うと寂しい8曲目。
酒井さんの見えない速さで振り下ろされるディセンディングエルボーが最高に格好良かったです。
メインのニーラッシュはとても楽しそうな酒井さん。ラインダンスに変換する楽しいアレンジもあるそうですが、酒井さんはそのままでもすこぶる楽しそう。高々と挙げた両手で2とか4とか回数を指で教えてくれる様も楽しげです。
エルボー多めのAPR19ですが、最後の技として出てくるのがバーティカルエルボー。
途中からはホップも加えて打ち下ろします。酒井さんのホップバーティカルはもはやホップの域ではないほどに跳んでました。格好良いですね。
09.［CONDITIONING］Summertime / DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince
マット要らずのコンディショニングが好きなので、この曲も好きです。
最初の方に両手を挙げてランジするところがあります。「ア〜〜〜イェーイ！」みたいな声が入ってるとこです。
酒井さんはその「イェーイ！」に合わせて、高々と挙げた両手でピースサイン。めちゃくちゃ可愛いです。
メインは片足スクワット。足は浮かせっぱなしでも一回一回足を着いても…というイメージでしたが、酒井さんは足を一切浮かさない、ずっとベタ立ちバージョンも教えてくれました。いや、今までも説明されてたのに聞いてなかっただけかもしれませんが。
それはともかくこのイージーオプション、酒井さんの実演があまりに綺麗すぎて、これが一番効くんじゃないかと思ったほどでした。さすがですね。
酒井さんのファイトは本当に楽しい！目も耳も頭も勿論身体も、フル動員して楽しめます。60分ずっとニコニコです。また行かなきゃですね。
そして終わってみれば最高のシーズンだったAPR19ファイト。JAN19以来の神シーズンと言って良いと思います。特に2曲目が好きでした。
ミックスファイトもJUL19ファイトも今からワクワクですね。
葛飾でAPR19ファイト
こんばんは。コモです。
初めて葛飾店に行ってきた話です。
2019年6月29日(土)
Group Fight60
小川 翔太郎コーチ
葛飾店の小川さん。全店イベントでよく名前をお見かけします。覚えてる範囲ですが、昨年だとFight NightにもMOSSA FESにも参戦されてました。そして次回のメガロス30周年イベントにも参戦されます。すごいですね。
GWのイベントが印象深くて、ついに葛飾まで行ってきました。そしてしっかりファンになって帰ってきました。すごい方です。全店イベントの常連なのも納得です。
とにかく分かりやすくて動きやすいレッスンをされます。片道1時間半もかけて小川さんのファイトを見に来たというのに、気づけば鏡相手に真面目にファイトしてしまうぐらいです。
キューイングがとてもキレイな上に、声もすごくイイです。その聴き心地の良いキューイングは3時間ぐらい聞いていたいほどです。
ファイトの前にブラストも担当されている小川さん。ブラストは出なかったのですが、スタジオを通りかかった時に漏れ聞こえる小川さんのキュー出しがとても素敵な感じでした。いつか出たいですね。
APR19
01.［WARM-UP］Light It Up / Stan Walker feat. Static Revenger
02.［BOX］The Champion / Carrie Underwood feat. Ludacris
03.［MUAY THAI 1］Come Together / Gary Clark Jr. & Junkie XL
04.［KICKS］Sangria Wine / Pharrell Williams & Camila Cabello
05.［MIXED MARTIAL ARTS 1］Go Hard / Quintino
06.［SUPER BOX］99 Red Balloons / Goldfinger
07.［MIXED MARTIAL ARTS 2］Everybody Jump / KMC feat. Jamtech
08.［MUAY THAI 2］Scarborough Fair / Timmy Trumpet & TNT
09.［CONDITIONING］Summertime / DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince
10.［COOL DOWN］Never Tear Us Apart / Bishop Briggs
小川さんは本当にイイ声です。声質のみならず、声の出し方とかアクセントの付け方とか、すごく気持ちが良いです。今回のファイトだと「フットワーク」と「バーティカル」の言い方が最高でした。
さらに節をつけるようなキューイングもたまりません。8曲目のニーラッシュでの、4ニーの終わり際に叫ぶ「ツーバイツー！」の節のつけ方は本当に良くって、その日1日頭から離れませんでした。あの素敵なキューイングは必聴ですよ。
01.［WARM-UP］Light It Up / Stan Walker feat. Static Revenger
肘尽くしのウォーミングアップ。エルボーが多いAPR19でも特に出現率の高いディセンディングエルボーが早速の登場です。
ディセンディングの狙いは相手のこめかみです。小川さんはさらに具体的なイメージとして「こめかみを切り裂くように」とアドバイス。柔和な雰囲気の小川さんからそんな物騒なフレーズが来るとは、序盤からとびきりのギャップ萌えです。
03.［MUAY THAI 1］Come Together / Gary Clark Jr. & Junkie XL
アレンジが格好良いトラック。
メインは4×4ニーからのスラムやエルボーのコンビネーションです。
そして小川さんのニーのフォームの美しさ、力強さといったらありませんでした。格好良すぎます。
04.［KICKS］Sangria Wine / Pharrell Williams & Camila Cabello
キックメインのトラックですが、正拳突きも出てくるのがAPR19テイスト。しかもただの正拳突きじゃありません。リズムパンチならぬリズム正拳です。
リズム正拳の前にクロスガードが出てきます。小川さんはそこでカウントを丸々使ってゆっくりと力を込めて腕をクロスさせます。それがもうとても格好良いんです！
まるで空気を圧縮するかのようにグググッ…と力を入れながら両手を近づけ、最後の最後にフッ！と一瞬で腕をクロス。この至高のメリハリが本当に格好良かったです！
流れ的にはクロスガードの次のリズム正拳がメインなのでしょうが、私はその前にノックアウトされました。
そして次のリズム正拳では、手拍子を入れてリズムを教えてくれる小川さん。すごいためになります。手拍子の入れ方も優しくて素敵でした。
05.［MIXED MARTIAL ARTS 1］Go Hard / Quintino
四方向キックが鮮烈な5曲目。小川さんは「ぐる〜っと一周します」と腕をぐるぐる回して説明してました。えも言われぬ可愛さがあって良かったです。
そして小川さんのフロントキックがえらい高くてビックリしました。膝から下の振り上げ方が半端じゃありません。狙いは相手の膝や腹のはずですが、小川さんは顎を下から打ち抜いてそうです。すごい。
08.［MUAY THAI 2］Scarborough Fair / Timmy Trumpet & TNT
とっても楽しいムエタイ2。サビも大好きですが、最後の打撃パートに出てくる、応援団みたいな4アッパーも好きです。
5バンチ→ディセンディングエルボーのコンボが出てきます。小川さんの5パンチは一発一発が重くて格好良かったです。腕の出し引きの距離や速さに秘密があるんでしょうか。いつかあんな5パンチを打ってみたいものです。
小川さんのファイトはとても気持ちの良いレッスンでした。もうすっかり虜になってます。また参加しようと思います！
