今日もジム歩き

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MOSSAという有酸素運動プログラムを楽しんでいるブログです。

本八幡14周年イベントファイト①

こんばんは。コモです。

本八幡のイベントにお邪魔してきました。

 


2019年7月3日(水)

Group Fight60

メガロス本八幡

沖津 翔太コーチ(浜松市野)

後藤 浩友樹コーチ

向井 康志コーチ

 

 

本八幡店14周年イベント!おめでとうございます!

 

 

今回の担当は本八幡店の後藤さんと向井さん、そして元本八幡キャストで今は浜松市野店所属の沖津さんが遥々参戦です。

 

 

浜松の沖津さんはとにかく熱い!熱血系な方です。

でもスパルタ系ではなくやっていて楽しいファイトをされます。時折垣間見える優しさも素敵です。正統派でありつつ、たまに見せるコミカルな一面が魅力的でした。

 

 


後藤さんは冷静…というかローテンションなキャラクターが魅力的な方です。冷めたテンションで繰り出されるスカし芸は逸品です。

そんなクールな後藤さん。イベント中ふと後藤さんを見たら動きを止めてサボ…もといスタジオの様子をチェックしていることがしばしば。

それでいて動く時は切れ味鋭く美しく、そんな二面性が素敵でした。

 

 


向井さんは独自の世界観とテンションの高さが魅力的な方です。

自分の担当曲でもハイテンション、そうじゃない時でもハイテンションです。むしろキューイングに気を取られない分、自分の番じゃない時の方がテンション高そうです。

 

お笑いキャラの向井さんですが、その活躍は目覚ましく、去年の全店イベントにも参加、30周年記念の全店イベントにも抜擢、しかもスポーツ業界最大の展示会・SPORTECにもプレゼンターとして参加されたとか。すごいですね。

 

 


シーズンリスト

01.[WARM-UP]Roses vs. One Dance / The Chainsmokers feat. Rozes & Drake(JUL17)

02.[BOX]Born To Be Wild / Steppenwolf (JUL17)

03.[MUAY THAI 1]Rise / Sixx:A.M. (JUL17)

04.[KICKS]Bailar / Deorro feat. Elvis Crespo (JUL17)

05.[MIXED MARTIAL ARTS 1]Party Train / Redfoo (JUL17)

06.[BONUS: SUPER BOX(6)]Livin’La Vida Loca / Ricky Martin (APR17)

07.[MIXED MARTIAL ARTS 2]Let’s Get Ridiculous / Redfoo(JAN18)

08.[MUAY THAI 2]Feel Invincible / Skillet(JUL18)

09.[CONDITIONING]Lick / Cardi B feat. Offset(JUL18)

10.[COOL DOWN]Smells Like Teen Spirit / Sofia Karlberg(JUL18)

 

 


前回のイベントに出た時、絡みまくる向井さんとそれを邪険にする後藤さんという攻防がかなり面白かったのですが、今回もレッスンが始まる前から後藤さんが刺々しくてワクワクです。

 

本八幡ギスギスしてますねぇ!」と沖津さんが笑いながらコメントするぐらい向井さんに当たりの強い後藤さんですが、ちゃんとプロレスというかコントというか…そんな絶妙な塩梅なので見ていて面白いです。本当は仲が良いと言われても普通に納得するぐらいの様相です。

 

 

 

01.[WARM-UP]Roses vs. One Dance / The Chainsmokers feat. Rozes & Drake(JUL17)

1曲目は沖津さん担当。1曲目から熱血な雰囲気が楽しいです。キューイングも分かりやすくて素敵です。


それでいて、シャッフルバックからの前進するコリオでは開放感あふれる曲調に合わせてニコニコと手を振ってみせる沖津さん。お茶目で可愛いです。

 


ふと隣の向井さんを見て「そわそわしてるけど大丈夫?」と尋ねる沖津さん。今回のイベントが初絡みだったみたいです。落ち着く気配のない向井さんを見て「…もう触れないでいきます」と苦笑いする様子はこれからの波乱を予感させますね。

 

 

 

02.[BOX]Born To Be Wild / Steppenwolf (JUL17)

続けて沖津さん担当。テンションの上がるこの曲はイベントにピッタリですね。

 


1曲目に続きやっぱり熱い沖津さん。タイヤジャンプもキレッキレです。

その両隣で、タイヤジャンプのイージーオプションであるランジを同時にやってしまい、思わず顔を見合わせてしまう後藤さんと向井さんも良かったです。

 


2周目のタイヤジャンプでは、沖津さんが向井さんの方を向いたばかりに、向井さんが張り切ってタイヤジャンプを披露し始めます。

その張り切り具合はもはやタイヤジャンプの域を超えている勢いです。しかも正面じゃなくて沖津さんめがけて披露するものだから、思わず笑ってしまう沖津さん。見事に次のキューイングを言い損ねます。

 

通常なら間違えた沖津さんが反省プッシュアップするところですが「間違ったでしょうが〜!ほら、プッシュアップ!」と言って元凶の向井さんに反省プッシュアップさせる沖津さんに笑いました。そりゃそうですね。

 

 

 

03.[MUAY THAI 1]Rise / Sixx:A.M. (JUL17)

まだまだ沖津さんのターンです。熱い曲、熱いコリオに熱い沖津さんと来たらもう最強です。ボルテージ上がりまくりです。

 


この曲はダウンパンチがたくさん出てきます。エイトダウンパンチがコンボの肝と言っても過言ではありません。


そしてダウンパンチ中、沖津さんが向井さんの方を向きます。すると待ってましたと言わんばかりに素早く横になって、ダウンパンチ寸劇をスタンバイする向井さん…を放置して前に向き直る沖津さん。まさかのスカし芸です。

 

 

セットの始まりは4ニーからのプロポーションニーなのですが、スタンスチェンジ中に再び向井さんの方を見る沖津さん。

するとやっぱり張り切って4ニーからの渾身のプロポーションニーを披露する向井さん…ですが、4ニーの段階で見るのを止めて前を向いてしまった沖津さんに、たまらず着地と同時にズッコケます。さすが沖津さん、スカし芸も完璧です。

『そんな…沖津さん!』と言わんばかりのオーバーリアクションを向けるもやっぱり振り向いてもらえない向井さんがまた笑いを誘います。そして一連のくだりに大ウケしている後藤さんもまた笑いを誘います。最高ですね。

 

 

04.[KICKS]Bailar / Deorro feat. Elvis Crespo (JUL17)

 

 

ここでリードは後藤さんに交代。

さっきまでの沖津さんが上げに上げたボルテージを払拭するように「一旦落ち着きましょう」と冷静に登場です。


デッキにいる向井さんを「まだ?」と苛々と急かしたり「…どうも合わないんだよなぁ」とボヤいたりする後藤さん。漫画やドラマだとこういう正反対のコンビが人気高かったりします。私も好きです。

 

沖津さんに前もって「僕は絡みにいきませんからね」と言い切るクールな後藤さんですが、いざレッスンに入るとアドバイスが細かくてとても親切です。キックの角度から「キックは戻すところまでが大事」といった具合に基本的なポイントを色々教えてくれます。

 


そしてその隣で、ノリの良いラテンの曲に合わせて全力でシミーする向井さん。後藤さんは一瞥するもノーリアクションです。すると後藤さんを笑わせてやろうとばかりにますます激しく後藤さんめがけて猛シミーする向井さん。後藤さんも大変ですね。

 


そんな後藤さんですが、スタンスチェンジと同時に「やれやれ」といった表情で中央を去ってしまいます。すると入れ替わるようにして向井さんが中央へ。そしてそのままリードバトンタッチ!


後藤さんと向井さんがリードバトンタッチとか超燃える展開!相反する2人の共闘は盛り上がるものと相場は決まってるのです。

 

お2人のリードバトンタッチはも見てますが何回見ても熱いですね。しかも前回は向井さんから後藤さんにバトンタッチしてましたが、今回はその逆という差分がまた燃えます。

 

 

さて、打って変わってテンション高い向井さんのキューイングでの2周目。ふざけてばかりの向井さんですがフォームはとてもキレイです。フロントキックでの膝から下の足さばきなんて最高です。それにコリオも超正確です。さすがですね。


それでも猛烈にシミーを踊ることは忘れません。グルーヴも持ってるだけあってキレキレです。そんな向井さんに対し、沖津さんも後藤さんもノーリアクションを決め込みます。

両脇があまりに無反応なのが寂しいのか、サイドキックの構えパートでは、コリオを放棄して絡みに行く向井さん。

 

後藤さんに近付いてシカトされ、反対側の沖津さんに寄っていってスルーされ、また後藤さんに近付いて無視され…と、スタジオの端から端を『どうして俺の姿が見えないんだ!』と言わんばかりのオーバーリアクションで行ったり来たりする向井さんの姿はもはや演劇の世界でした。曲調も何だかそれっぽいです。面白すぎます。

それにしても向井さんのリアクション芸はアテレコしたくなる面白さがあって最高ですね。

 

 

05.[MIXED MARTIAL ARTS 1]Party Train / Redfoo (JUL17)

 

 

リードはそのまま向井さん。曲はイベントにうってつけのParty Trainです。

ただでさえ好きなParty Trainですが、向井さんのそれは秀逸中の秀逸。出てくる度に毎回ガッツポーズです。


元々向井さんの節をつけるようなキューイングが好きなのですが、この曲は特にそれが楽しめます。最初のフックパートでの「ハイフック!ローフック!」とか「1回からの2回ずつ!」とかとても好きなのですが、文字じゃ絶対伝わらないのが悩ましいところです。

 

歌詞をそのまま台詞のように言ったり叫んだりするところも好きです。シャッフルとキックのコンビネーションでは「エクスキューズミー!」と言ってくれます。

メインのコンボに入る直前に「パーティートレイン!」と叫ぶところなんて最高に最高です。

 

この曲の要である、メインのコンビネーションに挟まれる「フゥフゥ!」。向井さんのは「フゥ↑フゥ↑」ではなく「フゥ↓フゥ↓」と下り調子で言ってくれます。そこがイチオシなので機会があれば聞いてみて下さい。

 

最後のランジパートでも、スピードアップする際は「パーティートレイン!」と叫んで、もちろん「フゥフゥ!」のタイミングも完璧な向井さん。

最後は汽笛に合わせて、両手を回して汽車ぽっぽでフィニッシュです。そして曲が終わってなお汽車ぽっぽを続けようとする向井さんを、後藤さんが速やかにデッキまで誘導してました。お疲れ様です。

 

 

06.[BONUS: SUPER BOX(6)]Livin’La Vida Loca / Ricky Martin (APR17)

今回のイベントのハイライトの一つ、APR17のボーナス・スーパーボックスです。日本人ならこの曲でテンション上がらない訳がありませんね。

 

原曲はこちらですが、郷ひろみがチラついてなりません。

 

担当は沖津さん。参加された方の中には「このために来たんですよね?」という後藤さんの台詞で何の曲が来るか察した方もいるかと思います。

沖津さんは以前のイベントでもこの曲で盛り上げまくった過去があるのです。以降私の中では沖津さんとこの曲はイコールで繋がってるぐらいです。


「そう!このために浜松から来ました!」と応える沖津さん。「ジャパーン!!」と熱く叫んでスタートです。

 

フックとローテーションの組み合わせから始めるこのトラック。

総じてテンポが速いのですが、完璧にキューイングする沖津さん。それと並行してサビでは「アーチチー!アーチー!♪」としっかり日本語バージョンで歌い、郷ひろみダンスまで披露するのだから凄いです。最高ですね。


まさにアチチな圧巻の沖津オンステージ。終わった後には拍手が起こるほどです。さすがですね。

 

 

そんな沖津さんに対する後藤さんの賛辞が「もう帰っていいんじゃないですか?今なら終電間に合いますよ」とツンデレの鑑みたいな台詞だったのも重要ですね。

 

 

 

07.[MIXED MARTIAL ARTS 2]Let’s Get Ridiculous / Redfoo(JAN18)

後藤さん担当の7曲目。先ほどまでの沖津さんのアチチぶりとは打って変わって「オフの時間」と言いながらの登場です。


が、蓋を開けてみれば全然オフじゃありませんでした。キレキレです。


まず出だしのジャブとAフレームのコンボがとても格好良いです。ここのAフレームはフライングニーと同じぐらい重要ポイントだと思ってます。

続くプロポーションニーでも、「キツい人は跳ばなくてもOK」とイージーオプションを見せた後、「出来る方は跳んで下さい」と高々と跳んでみせる後藤さん。

メインのフライングニーは言わずもがな躍動感に溢れています。しかも「フゥフゥ!」の掛け声もノリノリです。最高ですね。

 


それでいてスカし芸は忘れない後藤さん。

途中からアツい声出しを入れてくる沖津さんに「急に声出されるとビックリするんで…」と距離を置いたり。


連続プロポーションニー中、目配せして向井さんをそばに呼んでおいて頑なにスルーを決め込んだり。

呼んでおきながらまさかの放置プレイに『顎打って下さい!』と言わんばかりに顎を差し出して寸劇アピールする向井さんも面白すぎました。


極め付けはセット最後のコリオである横移動からのフロントキック。後藤さんのキックで吹っ飛ぶべく待ち構えていた沖津さんに対して、ニーで寸止めしてスカすという高度な技を見せてくれました。最高ですね。

 

 

 

08.[MUAY THAI 2]Feel Invincible / Skillet(JUL18)

沖津さんリードです。これまた燃える曲をもってきてくれました。


「今までやってきたグループファイトの中で一番跳んで下さい!」というアツく煽る沖津さん。

100発超えのニーというホットな曲にスタジオも盛り上がります。

 


そして一番の盛り上がり所は、やはりサビのツージャンプニーとバックニーのコンボですね。

リカバリーパートのラン中に、後藤さんと向井さんを呼んで3人揃って跳ぼうと提案する沖津さん。

ちょっと嫌そうな顔を見せる後藤さんに沖津さんが突っ込みつつ、サビに突入です。

 


3人揃ってのジャンプニーはまさに圧巻!コーチによる高々とした美しいジャンプは見ていて気持ちが良いですね。

っていうか後藤さん渋ってた割に一番跳んでません?

 


もちろんその後の連続バックニーも、最後のジャブとエルボーのラッシュも、完全燃焼で突き抜ける沖津さん。格好良すぎますね。

 

 

09.[CONDITIONING]Lick / Cardi B feat. Offset(JUL18)

こちらは向井さん担当。イベントで向井さんが9曲目担当する時はほぼこの曲なイメージがあります。そしてずっと喋ってるイメージがあります。

 


コンディショニングということで最初はストレッチから。歌詞のないパートですが、向井さんはお構い無しに歌います。

そして片足立ちで前腿のストレッチをしながら歌う向井さんを、デッキから戻ってきた後藤さんがすれちがい様にしれっと押してよろめかせます。一分の隙もありませんね。

 


ストレッチ後は横になって腹筋。向井さんの節をつけるようなキューイングがとても聴き心地良くて、いつまででもやってられそうです。

 

腹筋パートが終わると今度は立ち上がってトランスバーススクワット。素早く立ち上がって「ハリーアップ!ハリーアップ!」と周囲をせかせか促す向井さんが可愛かったです。

 

さて、斜めを向いて行うトランスバーススクワット。途中からはクリンチっぽく手を組み合わせて3回ずつやります。

 

そんなトリプルトランスバーススクワットに合わせて、「僕の名前は!」と切り出す向井さん。リズムに合わせて「む!か!い!」とまさかのセルフコールです。

 


スタンスチェンジ中、「沖津さん下の名前はたしか…」と尋ねる向井さんに「嫌な予感しかしない!」と沖津さんが突っ込みつつ2周目突入です。

 

そして当然のように沖津さんの嫌な予感は的中。トリプルトランスバースしながら、

「まずは練習!」

「む!か!い!」「や!す!し!」

と盛り上げる向井さんにスタジオもノり始めます。

「お!き!つ!」「しょ!う!た!」

と沖津コールが沸く中でフィニッシュです。最高ですね。

 


「昨日から考えてた」と満足げな向井さんに、沖津さんが「1日考えてこのクオリティ…?」と眉をひそめつつ「頑張り屋さんなんだね」と優しく労っていたのも最高でした。

 

 

 

10.[COOL DOWN]Smells Like Teen Spirit / Sofia Karlberg(JUL18)

 

 

クールダウンは沖津さん担当。型に入る時の「型シークエンス」という言い方が格好良いなと思いました。

色々飛び交うイベントでしたが、クールダウンはさすがに粛々としてました。曲もしっとりめですし。しかしJUL09のムエタイ2で使われてた曲のカバー版が9年越しにクールダウンで登場してくるなんて感慨深いですね。

 

こちらがJUL09の方。

 

 

 


というわけでイベントは終了。

向井さんと後藤さんは濃いですね。全部書き起こすと前編後編の二本立てになりそうな勢いだったのでさすがに端折ったほどです。

そして沖津さんがもうとにかく熱くて、やっていてめちゃくちゃ楽しかったです。沖津さんのLivin’La Vida Loca…いや、GOLDFINGER’99がやれただけでもイベント代払った価値があります。

浜松へ旅行に行く際は沖津さんのレッスンも行程に組み込まなきゃですよ。