今日もジム歩き

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MOSSAという有酸素運動プログラムを楽しんでいるブログです。

調布でJAN19パワー

こんばんは。コモです。

先週の話です。

 

2019年3月20日(水)

Group Power60

メガロス調布

内田 拓郎コーチ

 

調布の内田さん。

全店イベントに呼ばれたりananに載ったりと目覚ましい活躍をされている若手のコーチです。

 


そんな内田さんは不思議な雰囲気を感じさせます。

“優しい”とか”癒し”とは少し違う……慈愛…そう、慈愛を感じさせるんです。目がもう慈しみの表情を湛えてます(個人の感想です)。

 

 


そしてそんな印象と違わず、どなたにも安心のレッスンです。

正統派で分かりやすいのもあるんですが、もう基本の基本に寄り添ってくれます。

 

バーベルを持ち上げたり下ろす時はちゃんと膝を曲げて腰を落とすこと(そうでないと背中が丸まって怪我の元)、なんて基本の基本すぎて意外と聞きません。だからこそハッとさせられます。無意識の内にやっていたことを、ちゃんと意識して行うようになります。

 

 


そんな内田さんで一番印象深かった話。

以前、曲が始まってバーベルを持ち上げようとするも、錘をつけすぎて持ち上がらず、やむなく減らす…というパワーあるあるな光景を見かけました。

 

大体どのコーチも「大丈夫ですか?ゆっくりでいいですよ!」と優しく言ってくれますが、内田さんはその会員さんににっこりと笑って、

 

「ナイスチャレンジ!」

 

と一言。

なんて尊い台詞…

気遣う一言も気が楽になりますが、価値を見出してくれる一言にはグッとくるものがあります。全く関係ないのにえらく感動しました。

 

 


そして内田さんは声がいいです。

キレはあるのに抑えめな声、という不思議な声です。その静かな声を聞き逃すまいと、いつも以上にそっとバーベルを置きます。

 

決して聞き取り辛いわけではないのですが、心して聴きたい。そんな声です。

 


内田さんの静かなキューイングを聞いていると、だんだん頭の中がクリアになっていって、バーベルと真摯に向き合えます。

 

真摯に向き合いすぎて内田さんが何言ってたとか何やってたとか、そういう記憶が殆ど無いのが…今回のオチです。台無しですね。

 

 

あんな素敵なコーチを前にして何を真面目にバーベル挙げてるんだと後悔してますが、こんな俗物からも煩悩を取り払ってくれる内田さんのグループパワー、また受けに行きたいと思います。