立川でAPR19ファイト
こんばんは。コモです。
久々に出たファイトの話です。
2019年6月17日(月)
Group Fight60
メガロス立川(南館)
天野 陽司コーチ
立川店の天野さん。目を疑う高さのハイキックと耳を疑う歌唱力が魅力的な方です。柔和な雰囲気での優しいレッスンはどなたでも安心です。
APR19
01.［WARM-UP］Light It Up / Stan Walker feat. Static Revenger
02.［BOX］The Champion / Carrie Underwood feat. Ludacris
03.［MUAY THAI 1］Come Together / Gary Clark Jr. & Junkie XL
04.［KICKS］Sangria Wine / Pharrell Williams & Camila Cabello
05.［MIXED MARTIAL ARTS 1］Go Hard / Quintino
06.［SUPER BOX］99 Red Balloons / Goldfinger
07.［MIXED MARTIAL ARTS 2］Everybody Jump / KMC feat. Jamtech
08.［MUAY THAI 2］Scarborough Fair / Timmy Trumpet & TNT
09.［CONDITIONING］Summertime / DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince
10.［COOL DOWN］Never Tear Us Apart / Bishop Briggs
新曲折り返し地点にして初APR19ファイト。今回のシーズンも楽しくて良かったです。
曲は2、3、5と10曲中3曲がJAN19パワーからカムバック。カバーアルバムみたいなものですね。2曲目と3曲目はだいぶアレンジが効いているので聞き比べも楽しめます。5曲目は相変わらずの格好良さ。テンション上がって曲名も完遂できそうです。
01.［WARM-UP］Light It Up / Stan Walker feat. Static Revenger
エルボーがたくさん出てくるウォーミングアップ。天野さんのエルボーが好きなので、1曲目からこんなたっぷり見られるなんて最高です。
エルボーもいいですが、天野さんと言えばやっぱり歌。「今日は喉の調子が良い」と言って早速悶絶必至の歌声を披露されます。その破壊的な歌も天野さんに言わせれば「喉の調子は良いですがスピーカーの調子が悪い」だそう。じゃあ仕方ないですね。
02.［BOX］The Champion / Carrie Underwood feat. Ludacris
シンプルなボックストラック。シンプルイズベストというかシンプルイズハードというか…前後にホップするところが救いです。
いや、天野さんのホップが軽やかで格好良くて全然休まりませんでした。フットワークとか何気ない動作も美しいので要注目です。
そんな天野さんのアドバイスとして、パンチのターゲットは「目の前より少し先の相手めがけて打つように」がポイントとのこと。これを極めれば天野さんのフォームに一歩近づけるかもしれません。
そして1曲目に続き、こちらも天野さんの歌が強烈すぎました。歌も最高ですが、歌詞を台詞みたいにスラスラ言うところも好きです。
03.［MUAY THAI 1］Come Together / Gary Clark Jr. & Junkie XL
1曲目に続き、こちらもエルボーたくさんです。
ディセンディング&ダイアゴナルエルボーのコンビネーションは爽快感あってたまりません。天野さんのエルボーはどれもこれも格好良いのですが、このコンボは特に秀逸でした。
そんな天野さん曰く、このコンボのポイントは「両方が同じ軌道を描くように」とのこと。いざやってみると難しいですが、出来たらきっともっと楽しいに違いありません。
あと細かい話なんですが、天野さんがセットの最後のエルボーで開いた手を、スタンスチェンジ中にゆっくりと握り込んで次のダウンパンチの準備をする仕草がとびきり格好良かったです。何気ない仕草の魅せ方も最高すぎます。
04.［KICKS］Sangria Wine / Pharrell Williams & Camila Cabello
キックの他にリズムパンチも出てきてちょっとビックリな1曲。しかもリズムパンチは3方向というリッチぶりです。5曲目の4方向キックへの布石とも思える粋なコリオですね。
トリプルリズムパンチをどの腕から出すのか、セット最後のニーとの混合技とか、よく分かってませんが楽しかったです。
リズムパンチとかも出てきますが、やっぱりメインはキック。
そして天野さんのキックは本当に高い！うっかり真似しようものなら股関節が裂けます。あれは模範例ではなく、最高峰の芸術を見ているようなものです。
私は足を高く上げられないのですが、天野さんのキックを見ると「どう頑張っても天野さん以上に上がることはないんだし低くてもいいや」と謎の安心感が生まれて、心安らかに低いキックを打てます。美しいハイキックは天野さんが打ってくれるので、こちらは身の丈に合ったキックで充分なのです…そんな説得力のある天野さんのハイキックは必見です。
キック以外での見どころは天野さんのクロスブロックだと思います。APR19に限らず天野さんのクロスブロックは珠玉の逸品。天野さんの三大カッコイイ動き(防御部門)堂々の第1位と言っても過言ではありません。
05.［MIXED MARTIAL ARTS 1］Go Hard / Quintino
曲が最高にテンション上がるMMA。そしてコリオも最高です。4方向キックとか胸が熱くなります。
こんなキック尽くしな1曲に天野さんと来たら最強です。まさに美しいキックのオンパレード。でも目まぐるしいコリオでそれどころじゃなかったりもします。
天野さんのキックはもちろん一番の見所ですが、キックの際の手つきもイチオシ。フロントキックの時の手が特に好きです。しかもこの曲は4方向ということであちこち指差してくれるのも見逃せません。コンビネーション最初のサイドキックでの指差しなんて最高です。
06.［SUPER BOX］99 Red Balloons / Goldfinger
5曲目に続き、こちらも目まぐるしい一曲だった気がします。オロオロしてる間に終わりました。次でリベンジですね。
途中でスローのアッパーが出てきたのですが、天野さんのフォームの美しさたるやありませんでした。この60分で一番格好良かったと言ってもいいかもしれません。
あとアッパーといえば、天野さんのアッパーを示す時の腕をクロスさせるジェスチャーが好きなのでよかったら見てみて下さい。
セットの最後はジャンプジャブの畳み掛け。思わずピョンピョンやりたくなりますが、天野さん曰く「パンチの曲なので高く跳ぶことよりもパンチを大事に」だそうです。気をつけます。
07.［MIXED MARTIAL ARTS 2］Everybody Jump / KMC feat. Jamtech
デコイがたくさん出てくる7曲目。デコイ好きなのでうきうきでやります。
デコイは自分でやるのも楽しいですが、コーチのフォームを見るのも楽しくて2度美味しいです。天野さんのデコイは涼やかで格好良いですよ。
08.［MUAY THAI 2］Scarborough Fair / Timmy Trumpet & TNT
エルボーとニーが代わる代わる延々と出てくるような印象の曲です。
5パンチからのディセンディングエルボーというコンボが登場します。
天野さんがディセンディングエルボーの左右を間違えたらしいですが、天野さんが右って言ったら右なので問題ありませんね。
そんなことより大事なのは天野さんの見えない速さのディセンディングエルボーです。見える速さの5パンチからの、目で追えないディセンディングエルボーというメリハリの美しさが最高です。
あとは肘を真下に落とすバーティカルエルボーが出てきます。
私がやるとアタックチャンスなのに天野さんがやるとちゃんと必殺技になるからすごい。精進します。
09.［CONDITIONING］Summertime / DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince
片脚スクワットが特徴的なコンディショニング。バランス力を問われるポーズばかりです。
そしてバランス力といえば天野さん。センタジーも持っているだけあってとても綺麗です。お尻が辛い曲ですが、あの美しいフォーム見ながらだったら5周はいけますね。
10.［COOL DOWN］Never Tear Us Apart / Bishop Briggs
ファイトに限った話ではないのですが、静的ストレッチから動的ストレッチになったらしいです。でもあんまりよく分からなかったです。スタジオの照明の具合か、天野さんによる演武の舞台みたいになっていて格好良い…とか考えてるからでしょうか。反省モノですね。
APR19ファイト、とても楽しかったです。
月曜夜の天野ファイトですが、7月からはグループパワーに変更になります。天野さんはファイトも最高ですが、パワーも最高なので要チェックですよ。
