今日もジム歩き

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MOSSAという有酸素運動プログラムを楽しんでいるブログです。

立川でJAN19パワー

こんばんは。コモです。

前回の続きです。

 


2019年3月10日(日)

Group Power60

メガロス立川 北館

金子 英史コーチ

 


グルーヴに続いてパワーです。

 


金子さんのパワーはグルーヴと同じくネタが豊富です。コアトラックでもないのに腹筋に刺激入りまくりです。

 

バーベルはともかくプレートを持っているときはうっかり落としそうでヒヤヒヤします。自然グッと握ることになるので握力アップにも効果的です。コーチの鑑ですね。

 

 

そしてとにかくアツい!そのアツさはグルーヴの比ではありません。

 

身を貫くような絶叫、地を這うようなシャウト。金子さんが声を張り上げる度に力が漲ってきます。それでいて急にネタを始めるこの落差。この振れ幅が最高です。 

 


そしてすごく分かりやすいです。笑いを取っていたかと思うとちゃんとしたアドバイスが飛んできます。

 

よくレッスンが始まる前に「3分アドバイス」として基本的なことからマニアックなことまでレクチャーしてくれるのですが、毎回すごくためになります。

 

金子さんが「マニアックな話なのですが…」と言って、慣れてきた方向け(上級者向け?)のレクチャーをする時の笑顔が活き活きと楽しそうで素敵です。

 

先日も「パワークリーンは上手い人がやるとバーベルがカチャっと鳴る」話をしながら、パワークリーンを立て続けにやってみせてはカチャカチャ言わせていましたが、その時の楽しそうなことといったらありませんでした。

楽しそうだなあ~と思いながら見ていたら理論とかコツとか一番肝心なところを聞いてませんでした。ダメですね。

 

 

では、金子さんのJAN19パワーの感想です。

 

JAN19パワー自体の感想は「今回も曲カッコよくて良かった」です。

知識がなさすぎて正直どのシーズンも同じ動きにしか見えないんですが、毎回楽しいので無問題です。 

 

 

01.[WARM-UP]Without You / Avicii feat. Sandro Cavazza

基本的な動きのおさらい兼ウォーミングアップ…そんな役割の1曲目。

 

金子パワーにおいて、ここでの見どころはおなじみのデッドリフト。JAN19に限らずウォーミングアップにもよく登場します。

 

金子さんは必ずここで「皆さん、改めましてこんにちは」「担当の金子です。宜しくお願いします」と動きに合わせて一礼。正面だけでなく、ちゃんと左右それぞれを向いてお辞儀します。

 

このくだり、JAN19に限らず毎回毎回やっているのでさすがに飽き……

…る気配がないのが金子さんの恐ろしいところです。

 


02.[LEGS]Gotta Get It Right / Sixx:A.M.

スクワットやランジで足を鍛えるレッグストラック。金子さんのパワーで好きなところ第一位が早速登場します。

 

どのシーズンでもバーベルを担いでスクワット、というのが共通項なのですが、金子さんはバーベルを担いだ時、片手を離すんです。離した片手でカウントしたり、ジェスチャーしたり、会員さんにOKサインを送ったりしています。

 

で、もうずっと離してるんです。ずっと片手と片方の肩だけでバーベルを支えています。それがもうとびきり格好良くてたまりません。男前極まっています。変な例えですが、FFのスコールとかクラウドとか、大剣を担ぐ系のキャラクターに通じる格好良さがあります。

 

 

スクワットと一口にいっても、色々とコツがあります。金子さんはそれをちゃんと教えてくれるのですが、サビに合わせて「お腹にー!♪力をー!♪」と替え歌大熱唱で伝えるせいで何一つ頭に入ってきません。バーベル落とさないように必死です。

 

けっこう長く歌っていたと思うんですが、「お腹に力を入れる」から先は何も残りませんでした。

唯一覚えてるのは、下で小さく2回小刻みにスクワットし、一気に立ち上がるという動き。上がりきったところで顔芸を入れるのがポイントだそうです。

 

 


03.[CHEST]Scream Louder / Michael Jackson & Janet Jackson

プレート→バーベル→プッシュアップという王道の流れです。

 

プッシュアップの時に片手を挙げるという動きはJAN19以外でもよく見ますが、金子さんは毎回「アンケートをとります!」と言い出し、「まだ頑張れるという方は右手を挙げてください!あっ全員ですね!」と続くのがお約束です。

 

これも毎度毎度行うのでさすがに飽き……

…ないのが金子さんのすごさです。毎回置いた片手が震えるので怖いです。

 

 


06.[BICEPS]Come Together / Gary Clark Jr. & Junkie XL

動きはキツいですが燃える一曲です。

 

金子さんがセットとセットの間の小休止中に、バーベルをギターに見立ててかき鳴らしたり、足ギターを披露してくれました。

 

たまに出てくる金子さんの足ギターはすこぶるクールなので一押しです。

ギターやりすぎて次のセットに入り損ねるという美味しいオチもつけてくれました。さすがですね。

 

 


08.[SHOULDERS]Go Hard / Quintino

とてもテンションが上がる曲です。今回のパワーで一番好きです。

 

この曲に出てくるスプリットレイズですが、流派によってはバックレイズとも言います、と金子さんが活き活きした笑顔で教えてくれたのがちょっとオタクっぽくて良かったです。

 

 

さっきまでジャンプしながら「ジュワッ!」とか言ってふざけていたのが一転、この曲は真面目に進める金子さん。

 

細かい話ですが、こういう時に金子さんからだんだん笑顔が消えて「えっ怒ってるの?」とドキドキするような、ちょっと怖いくらいの冷めた表情になるのが好きだったりします。

 

そしていよいよキツくなってくるラストスパートで一転、金子さんが「頑張れーー!!」「負けるなーー!!!」とスタジオを揺るがすような声量で我々を鼓舞します。

 

この冷水から熱湯に瞬間沸騰するこのアツさ!

コミカルさとストイックさ、冷たさと熱さ、この振れ幅が金子さんの魅力です。こんな激励を受けたら頑張らざるを得ません。やっぱり金子さんはアツくて最高!

 

そしてこんなアツい終わり方をしたすぐ後のコアトラックで開始早々「幽体離脱~!」とかふざけ始めるのが金子さんです。

 

 

09.[CORE]Everything Is Possible Now / Clouds And Thorns

とても開放感のある曲ですが、キツい動きのせいで全然開放感ありません。

 

ステップ台に横たわって上体を起こすというお決まりの動きから、さらに発展してそのまま立ち上がる動き。上体を起こしてからツイストする動きもあります。ちょっと、いや、かなり辛いです。

 

ただでさえ辛いのに、金子さんがステップ台から起き上がりながら「幽体離脱~!」とかちょっと懐かしいネタやるし、

そのまま立ち上がってバンザイする動きでは「100点!」とか「10.0!」とか始めるし、

ツイストしながら「雲竜型!」とかやりだすしで尚更腹筋が辛いです。

もう強制ハードオプション状態です。飴なんだか鞭なんだか分かりませんが、とりあえずご褒美として受け取っておきます。 

 

 


10.[STRETCH]The Champion / Carrie Underwood feat. Ludacris

とても格好良い、感極まりそうな曲です。 

 

「Champion」の歌詞に合わせて両腕を高々と挙げるのがすごく粋なコリオだと思いました。ちゃんとストレッチになってるし。そして金子さんがやると本物のチャンピオンに見えてきます。格好良いですね。

 

こんなに格好良いのに、バランストレーニング兼お尻のストレッチを行う片足立ちのポーズで、「やりにくい方はこう、両腕を開いてバランスをとって……命!」とかやるせいで台無しです。最高ですね。 

 

 

金子さんのパワーは腹筋と表情筋が重点的に鍛えられますね。バーベルとプレートを落とさないことだけ要注意です。